ブル10倍株という言葉に踊らされるのは、もう終わりにしましょう。
データだけが教えてくれる『真実の原石』を、皆さんと一緒に見つけたい。
そんな想いでこのプロジェクトを始動しました。
1. はじめに:なぜ「自分だけの物差し」が必要なのか
「10倍株(マルチバガー)」という言葉には、どこか甘く、危うい響きがあります。 ネット上には根拠のない推奨銘柄が溢れ、多くの投資家がその情報の海で、羅針盤を持たずに漂流しています。
私自身、かつてはそうでした。しかし、膨大なデータと日々向き合う中で確信したのは、「勝機は、主観を排除した数字の裏側にのみ存在する」ということです。
今回始動した「マルチバガー発掘プロジェクト」は、誰かの言葉を信じるのではなく、過去の膨大な投資論文が導き出した「勝てる型」をPythonでプログラム化し、全3,800銘柄を冷徹にスクリーニングする誠実な投資実験です。
2. ロジックの正体:投資論文を「コード」に落とし込む
マルチバガーを達成する銘柄には、いくつかの共通した「遺伝子」が存在します。私は数多くの投資論文から、以下の3つの指標を最重視してスコアリングシステムを構築しました。
- 成長の勢い(売上高成長率): 過去3〜5年の平均成長率が一定以上であること。
- 期待値の低さ(PSR:株価売上高倍率): 実力に対して、市場の期待(株価)がまだ低すぎる状態。
- 需給のタイトさ(浮動株比率): 発行済み株式が少なく、少しの買いで価格が跳ね上がる「需給の爆発力」を秘めていること。
これらを組み合わせて、100点満点で全銘柄をランク付けしています。



論文の指標っていうと難しそうに聞こえるけど、要は『まだ誰も気づいていない実力者』を数字で探し出そうということ。 PSR(株価売上高倍率)が低いってことは、まだ期待という魔法がかかる前の、お宝の状態。 まずは下記で示す実際の銘柄の動きを一緒に観察しながら、データがどう現実を動かすのかを楽しんでください!


※独自のPythonシステムが、全市場を巡回しスコアリングしている様子。
3. 唯一の満点、5578 ARアドバンストテクノロジ
2026年1月16日、全銘柄を対象に行った最新のスキャン。 そこで、3,800を超える銘柄の中で唯一「100点満点」を叩き出したのが、ARアドバンストテクノロジ(5578)でした。
当時の株価は1,257円。多くの人はこれを単なる「チャートの一点」としてしか見ていません。しかし、データという「面」で捉えると、そこには驚くべき需給の真空地帯と、圧倒的な成長の裏付けが浮かび上がってきました。
私がこの銘柄に注目したのは、直感ではありません。システムが「これ以上の原石はない」と数値で示したからなのです。
4. 公開検証という試み:答え合わせを共に楽しむ
このプロジェクトで、私は「正解」を押し付けるつもりはありません。 相場に絶対はないからです。だからこそ、私はX(ブル@株速報・短期材料・決算要約)とこのブログを連動させ、日々の変化をリアルタイムで公開していきます。
- X(ブル@株速報・短期材料・決算要約): 日々の需給の変化や速報をリアルタイムで共有。
- ブログ(ブルの日本個別株): なぜその銘柄なのか、ロジックの深掘りと検証結果を記録。
これは、私と皆さんの知力を結集させた「公開実験」です。数字が勝つのか、あるいは市場が別の答えを出すのか。そのプロセスそのものを誠実に共有していきたいと考えています。
5. 結び:思考を止めず、共に未来を読み解こう
道具を揃え、論理を構築し、あとは市場という審判に身を委ねる。 この誠実なサイクルこそが、長期的に生き残る投資家の唯一の道だと信じています。
10倍株の原石が、どのように磨かれ、あるいは砕けるのか。その真実を、皆さんと共に見届けていければ幸いです。
思考を止めないでください。データは常に、次のチャンスの兆しを教えてくれているのですから。



技術を磨くのと同時に、その技術を最大限に引き出す『環境』を整えることも誠実な投資への近道です。私がアライドアーキテクツの急騰を捉えた時に使っていたツール群を、この記事にまとめました。

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